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PENICILLIN [P]

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[ Ultimate Velocity ] (1998:east west japan)
Vo:HAKUEI Gt:千聖 Ba:GISHO Dr:O-JIRO /key:重盛美晴

大ヒットした「ロマンス」などを含むシングル4曲を収録した、最もブレイクした時期の作品。
正直、このヴィジュアルからでは想像もできないズッコケ方をするバンドですが、
この作品は勢いもガッツもニヤニヤしてしまうほど、予想以上のカッコ好さ。
それにしてもレーベルを渡り歩きながらもメジャー流通し続ける息の長いバンドになりましたね。
それだけで素晴らしい。
気づかないけど。

[ 99番目の夜 ] (1997:パイオニアLDC)
Vo:HAKUEI Gt:千聖 Ba:GISHO Dr:O-JIRO

1曲収録で500円という、時代を先取りしていたCDs。
その結果、14万枚を超える初のヒットシングルでもありました。
印象的なシンセの音とペニシリンらしいメロディーの楽曲。
ま、普通です。

[ Missing Link ] (1996:TOKUMA JAPAN)
Vo:HAKUEI Gt:千聖 Ba:GISHO Dr:O-JIRO

'94年にリリースされた初期代表作品のメジャー再発版です。
ということで、追加曲やアレンジ違いを含む全14曲。
衝動、勢いを収めたハードでメロディアスな楽曲は
当時の他の人気バンドと遜色ないどころか、勝っているほど。
あとはHAKUEIを生理的に受け入れられるかどうか。

[ imitation love ] (1996:パイオニアLDC)
Vo:HAKUEI Gt:千聖 Ba:GISHO Dr:O-JIRO

アルバム「VIBE」の先行としてリリースされたメジャー2ndシングル。
どこを切り取っても恥ずかしくなるくらいの王道ヴィジュアル系です。
また、c/wはどこかで聞いたことがあるメロディーの「Never Ending Story」。
そして、この作品は8cmのくせに2枚組みでのリリースでした。
しかも2枚目にはメンバーによる雑談とカラオケ。
この意味がわからないところがペニシリン。

[ EARTH ] (1995:日本クラウン)
Vo:HAKUEI Gt:千聖 Ba:GISHO Dr:O-JIRO

インディーズながらその当時の勢いで渋谷公会堂ワンマンを成功させ、
そのまた勢いに乗ってリリースされたミニ・アルバム。
4曲と少ない曲数ながらも、
デビュー後の核となるような雰囲気を持つ各々の選曲です。
中でも勢いだけの楽曲、#1「X・X・X」ですが、
歌メロとユニゾンするAメロのベースラインが興味深い。
僕には演る勇気がない。

[ Penicillin Shock ] (1994:Tears Music) [追記]
Vo:HAKUEI Gt:CHISATO.SHYSUKE Ba:GISHO Dr:O-JIRO
/Gt:KIYOSHI Vo:DAISUKE

メディア・ユースのKIYOSHIプロデュースによるインディーズ1stアルバム。
この後、「missing link」を挟んで
全曲再録された「God of Grind」がリリースされることになります。
さすがに回収できるとは思ってもいませんでしたが、
聴いてみて思うこと、これは再録も仕方ない。
そして僕はshockを隠せない。原石には違いないんだけども。

(アマゾンでは扱っていないみたいですね)
書庫内関連記事→GEORGE Neo Rocks TURN OVER SACRED SEEDS
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KILL=SLAYD [K]

[ HEAT ] (1997:NIPPON CROWN)
Vo:toki Gt:IZA Ba:JUN=NA Dr:KAZUSHI /key&prog:Sugiura Tetsuro

人気がピークになった時期に発表されたメジャーデビューアルバム。
代表曲の「Phirosophia」を聞きたくて購入です。
全体的に予想以上の壮大なアレンジと無理矢理なポップさの楽曲ばかりで、
以前のハードなイメージとは少し異なります。
やっぱりC4が異様にカッコいいんですね。
持ってないけど。

[ Krank ] (1996:ZAK MUSIC)
Vo:TOKI Gt:IZAYOI Ba:JUN≒NA Dr:KAZUSHI /key:Sugiura Tetsuroh

後にメジャーでもリリースされた表題曲を含んだラスト・インディーズ作品。
当時のインディーズ・チャート1位を獲得した4曲入りミニ・アルバムです。
代表曲だらけなので、メジャー展開への名刺代わりのような位置付けですね。
たぶんキル・スレイドはこの1枚で事足りてしまう。

[ Peripheral ] (1995:AOP project) [追記]
Vo:TOKI Gt:IZAYOI Ba:JUN≒NA Dr:AKIRA

1stが無かった事だったかのような2nd作品。
メンバーも固まりつつ、世界観もヴィジュアル度も文句なし。
軒並みソールドアウトしていた当時の勢いも頷けます。
そうそう、叩いているのはGLAYのAKIRAですね。
この作品を最後に脱退してしまうので、意外と貴重なのかも。

[ Death 13 ] (1993:FIXER RECORD)
Vo:TOKI Gt:IZAYOI Ba:TERUHIKO Dr:TSUTOMU

まだまだ何にも固まっていない印象ですが、
初期デランジェを思わせるインディーズ1stアルバム。
デビュー後のキル・スレイドや現在のC4では想像もつかない内容です。
歌メロは全くわからない。
チューニングが微妙。
曲自体のアレンジがそもそも決まってない。
僕はスペシャル・サンクスを見ているだけで何やら楽しい。

書庫内関連記事→Alte MissioN GLAY NeiL L.S.D
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聖飢魔Ⅱ 2 [S]

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[ LIVING LEGEND] (1999:BMG funhouse) [追記]
Vo:DEMON KOGURE Gt:ACE SHIMIZU .Sgt.LUKE TAKAMURA Ⅲ
Ba:XENON ISHIKAWA Dr:RAIDEN YUZAWA /key&synth:KAIJIN MATSUZAKISAMA

予定通り世界征服を完遂し、地獄へと帰って行った1999年です。
その後、結構な頻度で舞い戻ってますけど。

さて、世紀末にリリースされた最終大教典は
原点回帰したようなヘヴィメタ作品でした。
これまでの歩みを一気に集約、収束した強烈な印象を受けます。
これが聖飢魔Ⅱ。
最後に産み落とされた珠玉の1枚です。
最後じゃなかったけど。

[ PONK!! ] (1994:ki/oon sony records)
Vo:デーモン木暮閣下 Gt:エース清水長官 .Sgtルーク篁Ⅲ世参謀
Ba:ゼノン石川和尚 Dr:ライデン湯沢殿下 /key&pia:レクター・H(石黒彰)

結果的にソニーからの最後のリリースになった第11大教典(アルバム)。
発表毎にコンセプトの振り幅が大きいバンドですが、今作はかなりポップです。
先入観があるとイマイチな評価になってしまいますが、
ヴァラエティに富んだ楽曲は歌を聞かせることに重点があるようで、魅力的な1枚です。

[ 恐怖のレストラン FRIGHTFUL RESTAURANT] (1992:ki/oon sony records)
Vo:デーモン木暮閣下 Gt:エース清水長官 .Sgtルーク篁Ⅲ世参謀
Ba:ゼノン石川和尚 Dr:ライデン湯沢殿下 /synth prog:Sakota Itaru

メンバーのソロ活動後にリリースされた第10大教典(アルバム)。
今作は一転して原点回帰した悪魔的な世界観です。
ただ初期のような神話的な悪魔ではなく、ホラーです。人がいっぱい死にます。
また、これぞヘヴィーメタルという重く硬質な音も聴きところでしょうか。
特に石川さんのアプローチが今までになくヘヴィメタしてます。
どうでもいいんですが、イメージ・コンセプトはマッド・ジョージさんの手によるもの。

[ LIVE! BLACKMASS IN LONDON ] (1992:SONY RECORDS)
Vo:デーモン木暮閣下 Gt:エース清水長官 .Sgtルーク篁Ⅲ世参謀
Ba:ゼノン石川和尚 Dr:ライデン湯沢殿下 /key:松崎雄一

'91年にロンドンで行われたミサを収録した初ライブ・アルバム。
(MCも含めて)全編英語詩で歌われていますが、さすが閣下です。
海外で通用しないと言われてた、それまでの日本バンドの最大の欠点がコレでした。
また、さすがな演者と言えるほどライブ感もありながら演奏が上手い。
ただ、収録曲に偏りがあるので好き嫌いが分かれるかもしれません。
僕は好きです。

書庫内関連記事→聖飢魔Ⅱ1
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Versailles [V]

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[ JUBILEE-METHOD OF INHERITANCE- ] (2010:warner music japan)
Vo&prog:KAMIJO Gt&Ba:HIZAKI Gt:TERU Ba:JASMINE YOU Dr:YUKI

そして、メジャー1stアルバムです。
これは凄い。
エックスの「BLUE BLOOD」から約20年。
とうとう薔薇の系譜もここまで来たか、という感じです。
評価の高い楽曲やテクニックを差し引いても、
この世界観で押し切った全てが尋常ではありません。
ただ、それを保つ為に必要な小難しさはどうしようもないところ。
たぶん一般受けはしません。僕は好きだけど。

[ ASCENDEAD MASTER ] (2009:warner music japan)
Vo:KAMIJO Gt:HIZAKI .TERU Ba:Jasmine You Dr:YUKI

連動している個別のPVを付属した3種類で発売されたメジャーデビュー・シングル。
僕がXあたりで洗礼を受けているからかもしれませんが、さすがにメンバーは同世代です。
今時有り得ないくらいに間奏やらソロがやたらと長い。
そして、同世代だからと肩入れするわけではないんですが、
ヴィジュアル系ならば曲、演奏力ともにナンバー1のバンドなんじゃないだろうか。
付け加えて、(僕は好きでしたが)ラレーヌ時代からネックだったヴォーカルも
異常なほど上手くなっています。まるで別人のようで、まさに変態。
そして、ビッグ・バンドになる予感がしたそんな矢先の訃報は限りなく残念でした。
薔薇の末裔でマサシって名前はどうかと思う。

[ PRINCE&PRINCESS ] (2008:Sherow Artist Society) [追記]
Vo:KAMIJO Gt:HIZAKI .TERU Ba:Jasmine You Dr:YUKI

メンバー個々の限定ジャケットと1曲追加の通常盤でリリースされた、
デビュー前のラストシングルです。
「NOBLE」と「JUBILEE」に別れて収録されている楽曲ですが、
タイトル通りに対としたストーリーと
通常盤ではそのまま流れるメタルインストの「SILENT KNIGHT」。
KAMIJOさんお得意の妄想ドラマが展開されます。
そんな構成と歌メロも相まってラレーヌがチラつく作品。

そして、別の日に見つけた観賞用-HIZAKI Type-。

[ NOBLE -VAMPIRES' CHRONICLE- ] (2008:Sherow Artist Society)
Vo:KAMIJO Gt:HIZAKI .TERU Ba:Jasmine You Dr:YUKI
/pia:KAZAMI key:NAOMI

そして、ヨーロッパツアーを経て発表されたフルアルバム。
所持品はボーナストラックに「PRINCE」が追加された再発版です。

バンドものらしいまとまりと個々のアイデア、
それに加えて、アルバム全体の世界観とその流れは前作よりも格段に素敵です。
各パートのミックスバランスが好みっていうのもありますが、
Versaillesといえばまずはこの作品を。
ちょいちょいXだけど、近年稀にみるメタルの秀作です。

[ Lyrical Sympathy ] (2007:Sherow Artist Society)
Vo:KAMIJO Gt:HIZAKI .TERU Ba:Jasmine You Dr:YUKI /pia:Kazami

結成されたその年にリリースされたインディーズ1st。その日本盤です。

(後追いなので)手探りで構築していったんだろうと密かに思っていましたが、
ここまで完璧に作り込んでいたなんて。
更に、粗いながらも衝動的でガッツがあります。
これはインディーズならではの面白さ。
そして、まだまだ後期ラレーヌから抜け出ていない歌い回しが華麗。
華麗て。

書庫内関連記事→LAREINE1 2 3 NEW SODMY KAMIJO
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hide tribute SPIRITS [V.A.]

[ hide TRIBUTE II-Visual SPIRITS- ] (2013:TOKUMA JAPAN) [追記]
heidi. /摩天楼オペラ /GOTCHAROCKA /柩from NIGHTMARE /Sadie
defspiral /machine /CELL /DaizyStripper /DOPPEL /THE KIDDIE
UNDER CODE PRODUCTION LAST COLLABORATION「D・N・A」 /Mix Speaker's,Inc.

今年は没後20年ということで様々なプロジェクトが立ち上がっていますが、
この作品はソロ活動20年と生誕50年の節目にリリースされた
SPIRITSの続編トリビュート作品です。

前作とは異なり、時間が流れていることが分かるような参加メンバーです。
アーティストになる前に影響をまともに受けただろう世代。
初めて楽器に触れて、CD片手に聴いていた世代。
そんな世代がプロになり(その手前辺りになって)消化したような選曲と各々のアレンジ。
この後にはどうしようもないhideトリビュート作品が色々出ていますが、
それはそれとして、この作品はそんな意味でも聞き手を揺さ振る面白さがありますよ。

あ、カブキンがいる。

[ hide tribute SPIRITS ] (1999:unlimited records)
布袋寅泰 (Vo&Gt&Ba&key:Hotei Tomoyasu prog:Watanabe Nobutaka)
清春・SHOJI (Vo:清春 Gt&Ba&key:SHOJI key:Masuda Katanobu)
kyo&TETSU (Vo:kyo Dr:TETSU Gt:Ishigaki Ai Ba:Kaneuchi Takashi )
SIAM SHADE /shame /CORNELIUS /ZEPPET STORE /LUNA SEA
BUCK-TICK /TRANSTIC NERVE /OBLIVION DUST /GLAY /
I.N.A・Pata・heath /YOSHIKI

亡くなって1年後にリリースされた、hideと縁深いアーティストが参加した作品。
これ以後、トリビュートと銘打ったやっつけ作品が増えましたが、
本来はその本人に対する尊み、惜しみ、悼みが込められたものだと思います。
その点、この作品は最高のトリビュート・アルバムです。
(好き嫌いはあるけれど)各アーティスト独自のアプローチでhideの楽曲を消化していて、
オリジナルを知っていても楽しめます。
そんな中、hideの肉声データをもとにしたINA PATA heathの
「CELEBRATION」はこの作品でしか聞けないレア音源。
ついでに、参加メンバーのコメントが掲載されているんですが、これがまた泣ける。
特にkyo&TETSUのコメントを読んだ後に聞くと何倍も楽しめますよ。

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La'Mule [L]

まだ存在しているオフィシャルブログは→コチラ

[ CLIMAX ] (2001:Slit)
Vo:紺 Gt:SIN .NAO Ba:ISUKE Dr:YOU-YA

自らのレーベルよりリリースされた
最後のオリジナル・アルバムです。
サウンドは攻撃的に、ロックに傾倒しています。
この辺りが分岐点だったかのような印象ですが、
さすがに初期の血糊のイメージが強過ぎました。
カッコいいバンドへと脱却したはずなのに。

ついでにクレジットに載っている色々です。
総計プロデューサー:KAIKI(ソレイユ)
音源プロデューサー:EBY TOHRU(JILS) カイエ
ドラムチューナー:TOHRU(JILS)
そして、スペシャルサンクスが「あなた」「圧力」。
もちろん見逃しません。面白いから。

[ 「ナイフ」 ] (2000:Soleil)
Vo:紺 Gt:SIN .NAO Ba:ISUKE Dr:YOU-YA /cho:憂羅

2ndプレスは1曲追加の4曲収録でリリースされているようですが、
所持品は何故なんだか1stプレスです。
そんな3曲入りMaxiシングル。

ブームの停滞時期にあたる世代ながら、
この前年に渋公ワンマンを敢行した勢いそのままに、
バンドの方向性やサウンドがしっかりと固まっていたような好印象。
また、このあたりを分岐点にヴィジュアル系から徐々に離れていくので、
このバンドの完成形の一つだったんだろう、という完成度の高い作品。

[ 結界~ガラス神経ト自我境界~ ] (1999:Soleil)[追記]
Vo:紺 Gt:SIN .NAO Ba:ISUKE Dr:YOU-YA

時代を先取りしていた二種リリース商法のmaxiシングル。
当時は批判も色々あったんだろうけれど、
セールスを一気に伸ばしたピーク時の作品でもありました。

残念ながら1stをピークに王道へ擦り寄ってしまったような没個性。
前作に続いて今作の「ask」も'90年代の総決算的な王道ヴィジュアル系です。
ベタベタです。
でも、この作品の本体はc/wの「Sterilization」。
「♪殺せ殺せ」うるさいやつです。
これも'90年代ヴィジュアル系が持っていた裏の顔。
結局、どちらも嫌いじゃない。

[ Curse ] (1999:BANDAI MUSIC)
Vo:紺 Gt:SIN .NAO Ba:ISUKE Dr:YOU-YA

そして、前作と同じくKAIKIさんプロデュースによる2nd作品。

ラムールといえば血糊と包帯。
もう病院に行けよと思ってしまうくらい失血しています。
また、4曲と少ない曲数ですが世界観もそのコンセプト通り、
僕らが思うラムールそのもの。
プロデューサーの好みに傾いているアレンジばかりですが、
何と言っても表題曲の「Curse」は必聴です。ベタベタですけど。

[ inspire ] (1998:BANDAI MUSIC)
Vo:紺 Gt:NAO Ba:ISUKE Dr:YOU-YA

ブームも下火になった頃合に孤高にして際立っていたバンドの
KAIKIさんプロデュースによる1stです。

血迷った感じでメジャーからリリースされていますが、
初っ端の「MIRROR.MIRROR」からヤラれます。
ベタベタな「Cry in past」でニヤニヤします。
楽器隊も声も残念なレベルなのに、
血塗れジャケットのセンスも然ることながら
ヴィジュアル系のツボをしっかりと押さえている美学です。

と書いてはみたものの美学って何だよ。

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OCTOPUS CULT [O]

[ SMASHING PEACEFUL SOCIETY] (1998:徳間ジャパン)
Vo:SCEANA Gt:NAOKI Ba:YAYOI Dr:TAKE

メジャーながら活動期間も短かくひっそりと埋もれた感は否めませんが、
幻覚アレルギーのSCEANAとDECAMERONのNAOKI、そしてTAKEちゃん、
ついでにしいもんきいのYAYOIという、
全面的にフリーフィルなメンバーによるバンドの1stアルバムです。

出自のバンドから想像し得る、
あの目を見張るポップさやメロディー、度を越えた狂気さ、弾ける若さ、
そんなものは全く無くなってしまったけれど、
よくよく聞くと各々のバンドの匂いは底の方に残っている気がします。
それでいてファンク色が強めの攻撃的なロック。
必聴ではないけれど、埋もれるには勿体ないカッコよさ。

あと、上モノ楽器隊は勢いに任せた不安定さがありますが、
そこに鎮座するTAKEちゃん、安定感が半端ない。

書庫内関連記事→かまいたち 幻覚アレルギー DECAMERON しいもんきい
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かまいたち [K]

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[ I LOVE YOU ] (1991:TOY'S FACTORY)
Vo:SCEANA Gt:梶井"KAZZY"沙介
Ba:DEAD LEE MOGWAI Dr:CRAZY DANGER NANCY けんchan

ということで、メジャー2ndアルバムからカットされたラスト・シングル。
このバンドのイメージからしたら全然らしくない、
捻りもなく普通過ぎるポップな楽曲。
そして、c/wは代表曲「自由の女神」のリレコーディング。
ただのコレクター感覚です。

[ KEKYLL to HYDE -masturbation-] (1991:TOY'S FACTORY)
Vo:SCEANA Gt:梶井"KAZZY"沙介
Ba:DEAD LEE MOGWAI Dr:CRAZY DANGER NANCY けんchan

この年に解散してしまい、これがメジャー2ndにしてラスト・アルバム。
もう”はちゃめちゃ狂”という枕詞のイメージはありません。
メッセージ性の強い(そうでもない)歌詞としっかりした(そうでもない)楽曲です。
ただ#9「I LOVE YOU」が聴きたくて。

[ はちゃめちゃ狂 ] (1990:TOY'S FACTORY)[追記]
Vo:SCEANA Gt:やったるぜエ~"KAZZY"さすけ
Ba:クレクレMOGWAI Dr:CRAZY DANGER NANCY けんCHAN

近年のプチブームから無事に「THE END」へと幕を降ろしたかまいたち。
そんなブームに乗った訳ではないけれど、
ボックスが綺麗なものを見つけてしまったので回収です。
今更感想も何もないんですが、ずっとこのジャンルを聞いていると分かります、
このバンドもその時代には必要な一つのピースだったんですね。
あとSCEANAの褪せないカッコ良さね。何だこれ。

[ はちゃめちゃ姫 ] (1990:VAP)
Vo:SCEANA-417-しいな Gt:やったるぜエ~"KAZZY"サスケ
Ba:クレクレMOGWAI Dr:CRAZY DANGER NANCY KENCHAN

メジャー1stシングル。
アニメ・タイアップということで、いたちごっこ収録の「自由の女神」の歌詞違い曲。
そして、c/wはベスト版に収録の「へのへのもへじ」
ただのコレクター感覚です。

[ いたちごっこ ] (1989:FREE-WILL RECORDS)
Vo:SCEANA-417-しいな Gt:やったるぜエ~"KAZZY"サスケ
Ba:クレクレMOGWAI Dr:CRAZY DANGER NANCY KENCHAN

ビジュアル系始まりの中心バンドのひとつ。
当時は好きでもないのにとりあえず持っとけ的な感じでした。
音楽で飯を食うとか自己表現する、というよりも
若者の一瞬のはけ口のような衝動、という本来のバンドらしい音。
なのでこの上なくヘタくそです。
そして、僕らの街ではケロヨンが一斉に姿を消しました。
友達の部屋に上がってみるとケロヨンがそこにいた。

書庫内関連記事→幻覚アレルギー the DEAD P☆P STARS ALUCARD EMERGENCY EXPRESS OCTOPUS CULT
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BUCK-TICK 9 [B]

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[ No.0 ] (2018:JVCKENWOOD Victor Entertainment) [追記]
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール
/manip:横山和俊.YOW-ROW[GARI].Cube Juice.ハヤシヒロユキ[POLYSICS]

ということでデビュー30周年の到達点、21thアルバムです。
ここ最近の作品と掛け離れている印象はないものの、
一つのアルバム作品として群を抜いた完成度と芸術性を持っています。
ロックバンドに芸術性だなんて、と思ってはみたものの、
音と言葉の降り注ぎ方が尋常ではありません。
個々に仔細な感想を書きたいところだけれど、今作は無粋な気になります。
このバンドはファンだから贔屓目に聴いてしまうけれど、
それを差し引いてもカッコいい、そしてヤベー作品なんじゃないか、と。

「sexualxxxxx!」からここまで達することを誰が予期できたんだろう。
そんな「No.0」。「HURRY UP MODE」でもいいけど。

[ Moon さよならを教えて ] (2018:JVCKENWOOD Victor Entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール
/manip:横山和俊 YOW-ROW

そして、年が明けても続くデビュー30周年プロジェクトを追った37thシングル。
前作「BABEL」でc/wに収録されていた原曲がよく分からなかったリミックス。
その原曲を表題曲として、そして無意識にニューアルバム「No.0」を想像してしまう
そんな勿体振った名曲「Moon さよならを教えて」。
また、それに続くc/wはスマホゲーム「クリスタル オブ リユニオン」のテーマ曲「サロメ」。
何だか、らしくないくらいに戦略的なリリースです。
とはいえ、最近のバクチクらしい映像的で空間的な音の世界観。
そう”最近の”です。30年間リリースし続けて変化し続けて、それでもこのバンドの色はそのまま。

倍テンからの美しくもテンション高めな声の掛け合い。
Under the Moon Lightという確信犯。


さて、デビュー30周年の年の瀬、武道館2daysに参戦してきました。
初めて聴いたときはランドセルを背負ってて、
学ランを着た頃には重低音がバクチクしていたものです。
そんなおっさんがおっさんを観てしまう誤解、全て誤解だ。
ちなみに、2日めはアリーナの前から数列めにいました。
風邪をひいてマスクをしたまま、マフラーをしたままのおっさんは僕です。

[ BABEL ] (2017:JVCKENWOOD Victor Entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール
/synth:YOW-ROW manip:横山和俊

デビュー30周年プロジェクトとしてリリースされた36thシングル。
表題曲と石野卓球さんがremixを手掛けたc/wという実質1曲の勿体振った作品です。
「アトム 未来派 No.9」と同線上にありながらも、
干支が円環したような「十三階は月光」に寄り添った世界観もあります。

五十路を越えたおっさん達がバベルなんてものを表現してしまうレベルの高さもあり、
30周年プロジェクトの第一弾がこれでいいのか、と思ってしまうところですが、
このバンドはこれでいいんですね。
それはさて置いて、櫻井あっちゃんの声が圧倒的です。そう、この声です。

[ アトム 未来派 No.9] (2016:victor)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール

古巣のビクターからリリースされた20thオリジナルアルバムです。
前作から今作までにTHE MORTALとSCHAFTという大きめの活動が挟まれていたので、
その影響があるんだろうと思っていましたが、
やはり、前作でひとつのピリオドを打っている印象を受けます。
解体されたものから再合成を目指したような個別のピースが散りばめられた今作は、
それを受け入れ難い人もいるんだろうと予想できてしまう構成ですが、
そこはキャリアの長いバンドです。バクチクはバクチクのまま。

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Ray [R]

[ EVER SEEN ] (1999:vap)
Vo:RYO-亮- Gt:YOSHINORI-善徳- Ba:TAIZO-泰造- Dr:CHIAKI-知明-

YUKIYA率いるKreisに所属していたバンドの唯一のアルバムです。
バンド自体はこの年に解散していますが、
後にcuneでデビューしたり、Waiveの杉本善徳さんが参加していたりと
埋もれたままにするのは勿体ないほど作品です。

'90年代後期はどれもこれもがソフビに移行していた時期ですが、
曲を良くしようと練られたアレンジと優しくも切ないメロディーは
他のバンドとは一線を画しているレベルにあります。
そして、個人的にはベースの立ち位置が良い。素敵。
YUKIYA色が濃いめでちょいちょいLuna Seaですが、
これはソフビの名盤です。

書庫内関連記事→Kreis
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